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日産自動車株式会社
山口 勉さん
概念的なカラーを論理的に学ぶ
工業デザインというものは、製法、材料、コスト等多くの制約の中で成立させねばならないものです。その中でも「グローバルプロダクト」「大量生産(多数のお客様に対する商品)」「高速移動」といった特徴を持つ自動車のデザインは、工法はもちろん、安全性や、法規対応、機器としての機能性なども理解した上で行わなければなりません。
CMF(Color/Material/Finish)デザインにおきましても、機器の視認性や運転時の視界でのノイズの低減、人間工学的な快適性、時には国や地域毎の文化的な背景なども考慮した上で、グローバルに通用するトレンドや、プロダクトの個性を表現する魅力を追求する事になります。
カラーコーディネーター検定試験を通じて学ぶことは、そういった多くの条件に対応するための基礎知識を得られる事はもちろん、魅力追求の分野でも、どういった視点からトレンドを捉えたら良いかというポイントや、どうやって求めている空間のテイストを表現するかといったアイディアの基点作りにも有益です。
また概念的になりがちなカラーデザインのコミュニケーションを論理的に進めることは、組織で仕事を進める上でも非常に役に立つものです。
(2018.2)
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