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カラーコーディネーター検定試験®
Last updated: March 28 2008 09:56:37.
コラム
今や海外でも注目されはじめている東京商工会議所のカラーコーディネーター検定試験。
その魅力とは一体何でしょうか。特徴や試験内容、勉強のポイントに至るまで、東商認定講師がお伝えします。

第2回 カラーの世界を知ってみよう 鈴木 千惠子

今回は「カラーコーディネーター検定試験」について説明いたします。
カラーコーディネーター検定試験は、東京商工会議所と全国の商工会議所が主催・施行しています。そして、東京商工会議所とは、東京23区に事業所を持つ法人、個人、団体などを会員とする地域総合経済団体で、中小企業の経営基盤の強化や社員の人材育成など、公共性の高い活動を行っているところです。
カラーコーディネーター検定試験は、産業界から色彩に関する専門的な知識や技術を持つ“カラーコーディネーター”養成の声が高まり、多くの人が色彩の知識や技術を習得することを目的として、1995年に第一回の試験が施行されました。
カラーコーディネーターの仕事の範疇は限りない、と言ってよいほど幅が広いのですが、 東京商工会議所では次のように定義しています。

1)ファッション・パーソナルスタイリングに関するカラーコーディネーション
2)接客・販売に関する色彩提案とアドバイス
3)企業の色彩戦略に関する提案とアドバイス
4)商品の開発に関する色彩提案
5)建築・インテリアの色彩計画に関するアドバイス
6)店舗・美術館などの色彩空間演出に関するアドバイス
7)街づくりなどの色彩環境に関する調査・コンサルティング
8)その他の色彩調査・色彩計画・色彩管理など

次に、検定試験の内容についてです。3級から1級まで設定されており、3級はいわば色彩全般の基礎が身についているかどうかが試されます。2級は、3級の基礎知識を土台とした色彩の応用力が問われます。1級になると、第1分野<ファッション色彩>、第2分野<商品色彩>、第3分野<環境色彩>に分かれ、それぞれの専門性について問われます。受験には、年齢、学歴、国籍による制限はないので、だれでも受験することができます。

第2回 カラーの世界を知ってみようイメージ 学習の方法として、各級の公式テキストは必読です。受験は学歴による制限はないといっても、3級から専門的な用語が出てきますので、日本語の読解力がかなり必要です。全国の商工会議所の何箇所かで、検定試験対策セミナーが行われていますし、最近では、大学のオープンカレッジでも同様のセミナーが行われています。

試験の出題形式は、3級・2級は選択問題や正誤問題、1級になると選択問題と記述で答える問題もあります。記述以外はマークシートの解答用紙に解答となる番号を塗りつぶしていきます。各級は100点満点で70点以上が合格ですから、69点では不合格、70点得点できた場合は合格です。(新幹線に乗るのに、乗る予定の列車の定刻に1分遅れてホームに来ては、もう新幹線は遠くに行ってしまっています。1分前だったら、間に合いますね。でもぎりぎりではなく、余裕をもっていたいものです。)

受験日は年2回で、おおよそ6月と12月です。例えば、初めて受験をして、残念ながら不合格になっても、再度同じ級を受験することができますし、級をとばしていきなり1級からの受験も可能です。学校や企業単位の団体申込も可能です(自校の会場で受験する場合は一定の条件が必要です)。

最後に、“合格“をしたら、どんな仕事が待っているのでしょうか。と多くの人が期待をしているかもしれません。しかし、仕事が歩いてくるわけではありません!企業の中で、「この検定の○級に合格しました」とアピールをしたり、フリーランスでカラーの仕事をしたいという希望のある人は、カラーの中でも上記の1)〜8)の中で何をしたいのかをはっきりさせてその後のことを考えるとよいでしょう。努力をしている間は、必ず、誰かが見ていてくれて、評価をしてくれます。


著者プロフィール

鈴木 千惠子(すずき ちえこ)

カラーアナリスト&イメージコンサルタントとして、カラーコーディネートの講師や色彩提案、ビジネスマナー研修に携わる。
著書「色のとりせつ(取り扱い説明書)」「色の好き・きらい」ともに誠文堂新光社刊。
山村学園短期大学 非常勤講師、東京マックス美容専門学校、中央学院大学オープンカレッジ講師 ほか、市民講座や学校や企業にて講師を務める。
東京商工会議所認定カラーコーディネーター検定講師。

1994年   文部省認定 秘書技能検定1級(準)合格
1999年   東京商工会議所主催 カラーコーディネーター検定1級(商品色彩)合格
2006年4月 明治大学大学院 経営学研究科 入学(経営学 専攻)


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