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カラーコーディネーター検定試験®
Last updated: March 28 2008 09:56:36.
コラム
東商認定講師が解説!勉強・合格体験記&検定試験の活かし方
現在、東京商工会議所認定講師として活躍している方々の体験談をご紹介。
どのように勉強し、検定試験に合格した後は実際にどのように活かしているのか。
また、カラーの世界と魅力とは。現役の認定講師たちが分かりやすく解説いたします。

仕事上・生活上の中でのカラーの活用 (都外川 八恵 第3話)

朝、目覚めた瞬間から私たちの生活は満ち満ちた色の世界で始まります。改めて考えてみても色は限りなく身近な存在。白黒映画の世界も立派な色の世界です。「光」が降り注ぐ限り、そこに「物」がある限り、私たちの「眼」が見えている限り存在し、その魅力を生み出し続けてくれる色。色は“美しい”“心地よい”などの美的・情緒的効果だけでなく、“見やすい”“分かり易い”などの機能的効果も持ち合わせています。

色は必ず形と素材を伴って存在しますが、デザインイメージの三要素も「色」と「形」と「素材」。実は、三要素の中の形や素材よりも特に色を変えることでイメージを大きく変えることができ、低コストで簡単にイメージのバリエーションを展開することができるのです。また逆に色のテーマを決めるだけで、多種雑多なものにたちまち統一感を与えることもできます。

また、色は私たちの目に見える「物理的な世界」だけではなく、目に見えない「心理的な世界」においても、知らず知らずのうちに私たちに大きな影響を及ぼしています。そのため、商品やディスプレイの色を変えたら売上が伸びた、職場の色を変えたら快適な環境になるだけではなく従業員の雰囲気もよくなった、工場の色を変えたら生産性や安全性が向上した、店舗の色を変えたら客足が顕著に伸びた、などといった効果が実際に結果としてあがっているのです。

仕事上・生活上の中でのカラーの活用イメージ色は実は私たちの身近にある携帯電話、テレビ、ラジオ、電子レンジなどと同じ電磁波の仲間なのです。色として眼に映りながら、実はもう一方で眼に見えない波動も発しています。それぞれの色ごとに違う固有の波動。朝起きて今日は何となくこの色が着たいとか着たくないとか、その色が好きとか嫌いとか、私たちは知らず知らずのうちに色の波動を視覚以外の五感を通じて感じ取っているのです。普段何気なく選んでいる色も客観的に捉えてみることで、自分でさえ気づかなかった心の変動に気づくことができます。また裏を返せば、色を意識的に選ぶことで、その色が持つメッセージや効用効果の方向に私たちの心や言動を仕向けることもできるのです。

毎日の洋服やメイク、アクセサリー選びだけではなく、料理、フラワー、インテリア、照明の色に至るまで・・・私の毎日の生活はまさに色とりどり。その日の気分やTPOに応じて色に変化をつけ、色をサプリメントのように使い分けて楽しんでいます。

また、色は趣味嗜好や日常生活などの私的な分野だけではなく、ビジネスなどの公共の分野にまであらゆるものに活かすことができます。また、色だけで存在している世界もないですが、「色がない世界もない」ので、まさに業種、業界、性別、人種、国境の壁を超えるかけはしにもなってくれます。まさに私にとっての色は言語の壁をも超えるコミュニケーションツールなのです。また、人と人との出会いもまさに配色。組み合わされることで1人(1色)では得られなかった魅力やパワーが新たに生まれます。

日々、色を通して様々な方に出会えるのが何よりのライフワークの原動力となっています。 今まで感覚的に捉えていた色。改めてちょっと理論的に捕らえてみませんか。そうすることでまた新しい感覚や感性が生まれたりします。身近にあって当たり前の色。だからこそ色を知って色を味方に色を自由に扱うことが出来れば、人生が変わりだすこと間違いなしです。


著者プロフィール

都外川 八恵 写真 都外川 八恵(ととかわ やえ)

異文化コミュニケーションとコーディネート好きが転じて色の世界へ。業種&業界を繋ぐ架け橋となる色が自らの国境をも越えるコミュニケーションツールとなっている。「色を味方に大いに人生を楽しもう!」をモットーに、色の持つ様々な効用&効果やその感動を一人でも多くの方に伝えてゆくことを使命と感じている。好きな言葉は「十人十色」。人の出会いも配色に例え「色」が「豊か」と書く「艶(ツヤ)」のあるそんな人生を歩むのが目標。


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