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ビジネスマネジャー検定試験

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第2回 試験問題例

問題

以下の事例を読み、設問に答えなさい。

<事例>

 X社の人事課長Aは、X社内におけるダイバーシティの推進と新任管理職の教育を担当している。
 Aは、X社で就業する外国人労働者について、労働環境を改善し、また、就労意欲向上のためにマネジメントを強化することなどにより、X社のダイバーシティ推進を図ることとした。
 また、X社では、社内のアンケート調査により、新たに管理職として登用されたマネジャーのうち、部下に対する業務上の指示や支援の仕方に困難を感じている者が7割に達するとの結果が明らかになった。そこで、Aは、新任マネジャーが部下をマネジメントするに際して留意すべき点をまとめた。

設問(1)
Aは、上司であるBから、ダイバーシティマネジメントに関し、「ダイバーシティの推進においては、雇用形態、経歴、性別、年齢、国籍など、企業で働く人々の多様性を尊重し、その積極的な活用の推進が重要であると思います。あなたが、現在、ダイバーシティマネジメントを推進するために必要な事項であると考えていることを説明してください。」と、意見を求められた。これに対するAの回答である次のア~ウの記述のうち、その内容が適切なものの個数を①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.「女性が、職業生活において、その希望に応じて十分に能力を発揮し、活躍できる環境を整備するため、『女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)』が制定されました。これにより、平成28年4月1日から、一定の企業は、自社の女性の活躍状況の把握・課題分析、行動計画の策定・都道府県労働局への届出、情報公表などを義務付けられます。当社が、女性活躍推進法上の要件に該当する場合、同法上の義務を履行するための準備をする必要があります。」
  2. イ.「当社では、1週間の労働時間が当社における通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べ短い短時間労働者(パートタイマー)を雇用しています。短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律(パートタイム労働法)上、こうしたパートタイマーについては、当社は、通常の労働者への転換を推進するため、所定の措置を講じる義務が課されています。」
  3. ウ.「当課においても、派遣労働者を受け入れています。労働者派遣法上、派遣先である当課では、原則として、同一業務について、3年を超える期間、継続して労働者派遣の役務の提供を受けることはできません。所定の要件の下で派遣可能期間を延長することはできますが、当課の業務について、派遣元事業主から3年を超える期間継続して同一の派遣労働者にかかる労働者派遣の役務の提供を受けることはできません。つまり、当課で同一の派遣労働者を受け入れることができるのは、3年が上限となります。」

選択肢

① 0個 ② 1個 ③ 2個 ④ 3個

設問(2)
以下は、新任マネジャーが部下をマネジメントするに際しての留意点について、Aがまとめた記載の一部である。この記載のア~コの項目のうち、マネジャーが部下に対して行うマネジメントとして適切なものの個数を①~⑩の中から1つだけ選びなさい。

  1. ■部下に対する業務指示の仕方
  2. ア.指示の内容は簡潔明瞭であること
  3. イ.部下に対して業務を指示する際には、指示の内容を部下に確認させること
  4. ウ.指示した内容は可能な限り文書等により記録として残すこと
  5. ■部下からの業務報告の受理
  6. エ.マネジャーの業務効率向上のため、マネジャーがあらかじめ定めた時間以外は報告を受け付けないことを徹底すること
  7. オ.報告をする際には、記録やメモ・写真等の資料を提出するなど、可能な限り客観性・正確性を担保できる形で報告するよう指導すること
  8. カ.報告は、チームに所属する部下の各人が、それぞれ報告の都度、任意の様式により報告することとし、定型的な様式は用いないこと
  9. ■部下の業務遂行への支援
  10. キ.個々の部下が、自分の担当する業務についての「目標」を持つように意識づけること
  11. ク.業務目標の達成のための業務計画は、個々の部下それぞれの独自の考えに基づき作成させ、その業務計画を遵守して業務を遂行させ、その結果について責任をとらせること
  12. ケ.部下が、自身の業務の遂行状況に対して自己評価ができるよう、部下とともに業務の測定項目を設定すること
  13. コ.個々の部下が有する経験や技量の差を踏まえつつ、それぞれの部下の活動状況を把握し、部下が乗り越えられないと感じた障害やリスクを分析・理解し、必要な支援を実施するようにすること

選択肢

① 1個
⑥ 6個
② 2個
⑦ 7個
③ 3個
⑧ 8個
④ 4個
⑨ 9個
⑤ 5個
⑩ 10個

設問(1):④ 設問(2):⑦(適切なものはア、イ、ウ、オ、キ、ケおよびコである)

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第2回 試験問題例

問題

マネジャーは、製品の欠陥によるリスクに関連して、製造物責任法(PL法)に関する知識を有しておくことが重要である。製造物責任法に関する次の①~⑤の記述のうち、その内容が最も適切なものを1つだけ選びなさい。

選択肢

  1. ① 外国から製造物を輸入した者は、製造物責任法上の製造業者等には該当しない。したがって、外国から輸入された製造物の欠陥により損害を被った者は、当該製造物の輸入業者に対し製造物責任法に基づく損害賠償責任を追及することはできない。
  2. ② 製造物責任法上の製造物とは、製造または加工された動産をいう。したがって、収穫、漁獲、採取されただけの未加工の農林水産物や、不動産・サービスは、製造物責任法上の製造物に該当しない。
  3. ③ 製造物責任法上の欠陥に該当するのは、製造物の設計について存在する欠陥(設計上の欠陥)と、設計仕様通りに製造されずに生じた欠陥(製造上の欠陥)のみであり、製造業者等が、製造物から除去することができない危険を取扱説明書や警告ラベルの貼付等によって消費者に警告をしなかったことは、製造物責任法上の欠陥には該当しない。
  4. ④ 製造物の欠陥により製造物自体が毀損した場合、当該製造物以外に、人の生命、身体または財産に損害が生じなかったとしても、その製造物の製造業者等は製造物責任法上の責任を負う。
  5. ⑤ 製造物の欠陥により損害を被った者は、製造物の欠陥により損害を被ったことのほか、当該製造物の製造業者等に故意または過失があったことを証明しなければ、製造業者等に製造物責任法上の責任を追及することができない。

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第2回 試験問題例

問題

以下の事例を読み、設問に答えなさい。

<事例>

 X社では、製造現場における業務上の災害(業務災害)による事故(労災事故)が増加傾向にある。そこで、マネジャーであるAは、業務災害を防止する方策を取りまとめ、上司であるBに報告をした。

設問
Aは、X社内における業務上の事故の発生を防止するために、次のa~gの実施事項や注意事項を列挙した。これらの事項のうち、業務上の事故の発生を防止するための事項として適切なものの個数を①~⑧の中から1つだけ選びなさい。

  1. a.業務遂行上の指示や表示に間違えやすい数字やアルファベットなどは使用しない。
  2. b.メモをとるなどして、行わなければならない作業の失念を防ぐ。
  3. c.作業時間の短縮を最優先事項と位置づけ、1人の作業担当者が複数の業務を同時並行で実施する。
  4. d.既決箱と未決箱を、文字表示だけではなく箱の色を区別するなどして、間違えないようにする。
  5. e.共同作業を行うメンバー間の信頼を重視し、各自の作業の実施状況についての相互の確認を省略する。
  6. f.作業経過を明確にするため、色のついたカードを作業工程表に置くなどして、作業の進捗状況を把握しやすいように工夫をする。
  7. g.類似部材について、作業工程の順番に従った部材配置方法を取り入れるなどの工夫をする。

選択肢

① 0個
⑤ 4個
② 1個
⑥ 5個
③ 2個
⑦ 6個
④ 3個
⑧ 7個

⑥(適切なものはa、b、d、fおよびgである)

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第2回 試験問題例

問題

マネジャーが、自社の製品・サービスのマーケティングを戦略的に実施する際に検討すべきである「マーケティング・ミックス(マーケティングの4P)」に関する次のア~エの記述のうち、その内容が適切なものの個数を①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.製品(Product)は、市場に投入する製品・サービスそのものであり、製品の品質や機能、デザインに加えて、商品名や容器も「製品」に含まれる。
  2. イ.価格(Price)は、製品・サービスの価格である。標準価格の設定、値引きの可否などが検討される。価格は、利益の確保だけでなく、顧客の「値ごろ感」や製品・サービスのイメージ(高級か並か)にも影響を与えるため重要である。例えば、顧客の視点に立ち、「いくらなら製品・サービスを購入するか」を考慮して価格を決定することが考えられる。
  3. ウ.流通経路(流通チャネル、Place)は、製品・サービスの提供地域、物流、販売チャネル、陳列法に関する項目である。製品・サービスがエンドユーザー(消費者)の手元に届くまでの経路を検討する。流通チャネルは、卸売業者や物流業者、小売業者など外部の介在が生じるため、外部の協力体制をいかに構築できるかという観点が重要である。優れた流通チャネルが構築できれば、例えば、小売店で自社製品を顧客の目を引きやすい場所に陳列してくれたり、率先して顧客に推奨してくれるなどの協力が期待できるため、競合他社との優位性を高めることにもつながり得る。
  4. エ.販売戦略(Promotion)は、顧客に自社の製品・サービスを知ってもらい、需要を喚起させる活動である。これには、広告、イベントやキャンペーンなどの販売促進が含まれる。販売戦略については、従来の企業が顧客に対して一方的に売り込むというイメージではなく、顧客に自社の製品やサービスの情報を伝えつつ、顧客からの質問や疑問点にも答えていくといった双方向性を意味する「コミュニケーション」と捉えることが重要である。

選択肢

① 1個 ② 2個 ③ 3個 ④ 4個

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第2回 試験問題例

問題

以下の事例を読み、設問に答えなさい。

<事例>

 X株式会社(電子機器製造販売業、個人情報保護法上の個人情報取扱事業者に該当するものとする)のカスタマーサービス部カスタマーサービスセンター(CSC)は、X社の顧客から寄せられる問合せに対応する窓口として製品に関する質問・苦情などに第一次的に対応することを主な業務とする部門である。
 CSCの課長であるAは、日常業務として、X社の製品(既存製品・新製品)に関する様々な情報を収集しそれらの情報に基づき顧客対応マニュアルを作成・刷新するほか、製造部門や販売部門といった関連部署に顧客からの意見などをフィードバックしている。併せて、CS(顧客満足)の観点から、顧客へのアンケート調査なども行っている。また、Aの部下には、係長Bのほか、正規社員、派遣労働者、アルバイトなど合わせて約10名が配属されており、Aは、これらの部下の指導・育成なども行っている。

(中略)

 CSCでは、上司より、新たに開発した製品丙をどのように普及させていけばよいかについて、CSCの視点から提案するようにとの指示を受けた。ⅵ)Aは、CSC内で、提案内容を検討するために、係長B、部下CおよびDをメンバーとするプロジェクトチームを編成し、検討を始めた

設問
次の記述は、下線部ⅵ)に関して、Aが編成したプロジェクトチーム内でなされたミーティングにおけるA~Dの発言の一部である。この発言における空欄ア~ウに、後記の語群から最も適切な語句を選びなさい。

  1. A「新製品丙は、これまで消費者が体験したことがない機能を提供する革新的な製品です。CSCとしては、このように革新的な新製品丙の普及については、イノベーター理論(エヴェリット・ロジャース(Everett Rogers))を参考にして方策を提案しようと考えています。前回の打合せでイノベーター理論について調べるように指示をしましたが、その結果を発表してください。」
  2. B「イノベーター理論は、イノベーションによって生み出された製品・サービスに対する購買行動の特徴から、消費者を5つのタイプに分類し、それぞれの特徴に応じたマーケティングを実践することでイノベーションを普及させる考え方です。」
  3. C「消費者の5つのタイプのうち、[ア]に対しては、『新製品を利用することで仕事の効率化やコスト削減が図れる』といった効果を訴えることが効果的と考えられます。また、[ア]は、新製品を購入するに際し多くの人に利用されているかという実績を重んじますので、そのような実績を宣伝で強調することも有効と考えられます。[ア]が消費者全体に占める割合は、[イ]といわれています。」
  4. D「ジェフリー・ムーア(Geoffrey Moore)は、革新的な製品を[ア]に浸透させて、その製品の市場の拡大を図るためには、[ウ]を超えて[ア]に受け入れられるためのマーケティングを積極的に行うことが必要としています。つまり、[ウ]を超えて、新製品丙を[ア]に浸透させることができるか否かがイノベーションの成否のポイントであると考えられます。」
  5. A「新製品丙の普及の段階を見極めて適切なマーケティング活動を実施することが大切であるとわかりました。」

選択肢

① 2.5%
④ 13.5%
⑦ キャズム
② 34.0%
⑤ レイト・マジョリティ
⑧ ブルーオーシャン
③ ラガード
⑥ ピリオド
⑨ アーリー・マジョリティ

ア ⑨  イ ②  ウ ⑦

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第2回 試験問題例

問題

以下の事例を読み、設問に答えなさい。

<事例>

 X株式会社(製造販売業、本社所在地:東京)の本社営業部営業推進課は、営業第一課ないし営業第三課に商品情報等を提供するほか、全社的な財務状況等を分析して営業活動に活かす方策を検討することを主な業務とする部門である。営業推進課の課長であるAは、営業部長Sのもと、日常業務において、X社内の営業各課に対して営業サポート用資料や財務分析資料の提供を行うほか、営業に関連するクレームを処理する等、営業推進活動全般を幅広く行っている。Aの部下には、課長代理Bと係長Cのほか、正規社員および派遣労働者がおり、Aは、これらの部下の指導・育成なども行っている。

 9月上旬、Aは、札幌に所在する得意先Y社の役員と打合せをすることとなった。役員との打合せは午前10時からであったため、Aは、打合せの前日に札幌を訪れた。Aは、その日の午後11時過ぎに、札幌のホテルに宿泊中に、Cから、ⅰ)X社の得意先であるZ社よりクレームがあったことを報告する電子メールを受信した。

 10月に入り、Aは、従来からの課題である営業推進課の業務の進め方の改善に着手し、ⅱ)同課における業務の進め方についての問題点を洗い出した。

 10月中旬、Aは営業各課への資料提供のため、BにX社の財務状況を示す資料をとりまとめるよう指示した。Bは、その指示に基づき、X社における前期の業績(実績)および当期の業績予想に基づく数値を掲載した財務諸表(損益計算書および貸借対照表)の項目の一部を比較した資料(以下、「本件資料」という)を作成した。その内容は次の通りである。

(以下略)

設問(1)
下線部ⅰ)にかかるA宛ての電子メールの文面は以下の通りである。

 本日午後4時頃、Z社東京本社の担当者からクレームの電話がありました。
 Z社としては、事実を確認して欲しいので、明朝8時にZ社東京本社に当社の責任者に来社して欲しいし、至急対応して欲しいので準備をお願いしたいと言われました。

次のア~オの記述は、Aがこの電子メールを受信した時から札幌出張を終えて本社に戻った後までにとった行動である。これらのうち、マネジャーの立場で部下に対してとるべき行動として適切なものを、適切でないものを☓とした場合の組み合わせを①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.Aは、Cの電子メールを確認した後すぐにCに連絡をとり、Cに対し、Z社の担当者宛てに、明朝、指定の時間に、必ず責任者であるA自身がZ社を訪問して事情を説明するという連絡を直ちにするように指示をした。
  2. イ.Aは、Cの電子メールを確認した後すぐにBに連絡をとり、Bに対し、明朝、Aに代わり、BがZ社に出向きX社の責任を認めた上で事態を収拾するように指示をした。
  3. ウ.Aは、Cの電子メールを確認した後すぐにBおよびCに連絡をとり、A主導のもと、初動対応の方法を検討し、当該検討結果に基づく対応をとらせた。
  4. エ.Aは、札幌出張を終えて本社に戻った後にCと面談し、Cに対し、本件のように取引先からクレームを受けるといったアクシデント情報など、業務上の重要な情報を得たら直ちにAに連絡するように注意をした。
  5. オ.Aは、札幌出張を終えて本社に戻った後にCと面談し、CからAに送信された本件電子メールの報告内容に不明瞭な点があることから、Cに対し、「報告をするときには、クレームの電話に対しCがどのような対応をとったかを含め、報告内容が最低限5W1Hを欠くことがないようにしなければならない」旨の指導をした。

選択肢

  • ① ア  イ  ウ  エ  オ
  • ② ア ☓ イ ☓ ウ ☓ エ  オ ☓
  • ③ ア ☓ イ ☓ ウ  エ  オ
  • ④ ア  イ  ウ  エ ☓ オ ☓

設問(2)
下線部ⅱ)について、Aが営業推進課における業務の進め方に関して洗い出した問題点は以下の通りである。

  1. a.目的や効果が明確でない形骸化した会議が定期的に行われている。
  2. b.他の部署との連携を前提とする業務のプロセスの中で合理的でない作業や重複した作業がある。
  3. c.営業推進課内の一連の業務の中には、省略が可能と思われるにもかかわらず、漫然と従前の方法で実施されているものがある。
  4. d.営業推進課内の業務には緊急性の高いものが多く、比較的緊急性は低いが重要度の高い他の業務がしばしば中断される。

これらの問題点に関する次のア~エの記述のうち、その内容が適切なものを、適切でないものを☓とした場合の組み合わせを①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.Aは、aの問題点に関し、改めて会議の目的や効果を検討し、明確な目的や効果があればそれに従って会議を運営することとする。目的や効果を明確化できなければ、その会議を取りやめた場合に何か不都合は生じないかについて検証し、不都合が生じないようであれば会議を取りやめることを検討する。
  2. イ.Aは、bの問題点に関し、他の部署との連携を前提とする業務について、当該部署の手間やコストを考慮しつつ、営業推進課の業務の省力化・効率化につながるような変更を依頼することによって、改善を図る。
  3. ウ.Aは、cの問題点に関し、一連の業務の中に省略できる仕事がないかを、省略することに伴う作業ミスの発生というリスク等を考慮しつつ検討する。
  4. エ.Aは、dの問題点に関し、業務の重要性の如何を問わず、A自身が他の業務に優先して緊急性の高い業務に取り組み、その完遂に注力すべきである。一方、緊急性は低いが自社の将来の成長に貢献するような長期的に見れば重要な業務は、部下に行わせることによりできるだけ中断しないようにすべきであり、A自身が行う必要はない。

選択肢

  • ① ア  イ  ウ  エ
  • ② ア  イ  ウ  エ ☓
  • ③ ア  イ ☓ ウ ☓ エ
  • ④ ア ☓ イ  ウ  エ ☓

設問(3)
次のア~エの記述は、「本件資料」に関して、AとBとの間でなされた会話の一部である。この会話におけるBの発言のうち、その内容が適切なものの個数を①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.A「前期と比較して当期は、売上総利益が増加すると予想されていますね。売上総利益について、簡単に説明してください。」
  2.   B「売上総利益は、損益計算書において、売上高から売上原価を差し引いて求められます。期末に存在する製品在庫については、損益計算書に売上高として計上するとともに、その製造に要した費用は売上原価として費用化しなければなりません。」
  3. イ.A「当社の本来の営業活動による収益性は、本件資料に示される項目のうち、どの項目により判断されますか。」
  4.   B「当社の本来の営業活動による収益性は、営業利益により示されます。営業利益は、売上総利益から、販売費および一般管理費を差し引いて求められます。一般的に、販売費および一般管理費には、営業活動にかかる費用が含まれますが、営業所の家賃は含まれません。」
  5. ウ.A「本件資料によれば、営業利益は増加すると予想されているのに経常利益は減少すると予想されていますが、その理由として考え得る事項を説明してください。」
  6.   B「経常利益は、日常的な経営活動による儲けを表しており、営業利益から営業外収益や営業外費用を加減して求められます。そして、営業外収益には受取利息や配当金などが、営業外費用には支払利息や手形の割引料などが含まれます。したがって、営業利益が前期よりも増加すると予想されているにもかかわらず、経常利益が前期と比較して減少すると予想されているのは、前期よりも営業外収益が減少している、あるいは、前期よりも当期に、より多くの営業外費用が計上されている、といった理由によるものと考えられます。」
  7. エ.A「当期中、当社は、県に所有していた『第二工場』を売却することにより利益が生じました。この利益は、損益計算書にはどのように計上されますか。」
  8.   B「第二工場を売却することにより生じた利益は、特別利益に当たり、税引前当期純利益を計算する際に経常利益に加算されます。特別利益には、このほかに投資有価証券売却益なども含まれます。」

選択肢

① 1個 ② 2個 ③ 3個 ④ 4個

設問(1):③ 設問(2):② 設問(3):②(適切なものはウおよびエである)

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第1回 試験問題例

問題

企業の些細な落ち度を捉えて執拗に苦情を申し立て、または不当な要求行為を繰り返すクレーマー(コンプレイナー:Complainer)への対応に関する次のア~エの記述のうち、その内容が適切なものを、適切でないものを☓とした場合の組み合わせを①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.不当な要求行為に当たるか否かは、捜査機関や裁判所の判断に委ねられ、電話により要求行為を受けた時の通話内容を録音したものは証拠となり得るが、手書きのメモ(電話受信記録等)は証拠となり得ないので、必ず通話内容を録音しなければならない。
  2. イ.不当な要求行為を繰り返す顧客への企業の対応としては、一般的には顧客サービスの一環として処理すべきであるが、このような不当な要求行為が犯罪行為に該当する場合には、企業は直ちに国民生活センターに通報すべきである。
  3. ウ.相手方から不当な要求行為を受けた場合には、企業は、できるだけ少人数で対応することが望ましく、可能な限り担当者1人での対応を心がけるべきである。
  4. エ.相手方から継続的に不当な要求行為を受けている場合であっても、企業が裁判所に対して当該要求行為をやめさせるための仮処分の申請をすることは、一切認められていない。

選択肢

  • ① ア ☓ イ ☓ ウ ☓ エ ☓
  • ② ア ☓ イ  ウ  エ ☓
  • ③ ア  イ  ウ ☓ エ ☓
  • ④ ア  イ ☓ ウ ☓ エ

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第1回 試験問題例

問題

甲社のマネジャーであるXは、自社が顧客に提供している「Aサービス」の知名度を向上させるため、イベントを企画し開催することとした。次の①~④の記述は、この場合に関するXとその部下Yとの間の会話の一部である。この会話におけるYの発言のうち、その内容が最も適切でないものを1つだけ選びなさい。

選択肢

  1. ① X「イベントを開催する以上、『イベントを成功させる』ことが目的となりますが、何をもって『成功』とするかが不明確では計画を立てることはできません。この点について、あなたはどのように考えますか。」
  2.   Y「『イベントを成功させる』という目的の達成状況を示す『目標項目』と『目標値』を定めます。例えば、目標項目の1つを『イベントの参加者数』としその目標値を『1,000人』と設定した場合、イベントへの参加者を1,000人以上とすることができれば、イベントが成功したと評価する一要素となります。」
  3. ② X「イベントの成功というと、イベントの参加者が満足したか否かが重要だと思います。このように数値で表すことが困難な定性的な事項について、あなたは、どのように目標を設定すればよいと考えますか。」
  4.   Y「定性的な事項を定量的にとらえる場合には、KPIとKGIを用いることができます。KPIは『重要目標達成指標』を意味し、目標を達成したと評価できる基準や達成度を指標として設定するものです。これに対して、KGIは『重要業績評価指標』を意味し、KPIを達成するためのプロセスごとに、その実行の度合いを指標として把握するために設定するものです。」
  5. ③ X「では、イベントの成功のために何を行うべきかについて、あなたは、どのように決めればよいと考えますか。」
  6.   Y「目標を達成するために必要となる実施事項を設定します。本件について言えば、実施事項として、イベントを開催するという業務や目標項目と関連しそうな事項を挙げます。実施事項を検討する際には、例えば、ロジックツリーの1つである『HOWツリー』を用いることにより、抽象的な事項から具体的な事項へと展開させることができます。」
  7. ④ X「イベントの実施に向けた一連の業務はプロジェクトと捉えることができますが、プロジェクトの工程管理についてはどのように考えますか。」
  8.   Y「本件のような大きなプロジェクトには、実施すべき数多くの作業があります。このようなプロジェクト管理に関しては、全体の作業日数を計算し、どの作業が重要であるかを明確にする方法であるPERTが役立つと考えます。PERTを一定のルールに従って図示したものはPERT図(アローダイアグラム法)と呼ばれます。PERT図を用いて、作業の中で1つでも所要日数に遅れが生じるとプロジェクト全体が遅延することとなる重要な作業工程を明らかにすることができます。この重要な作業工程は、クリティカル・パスと呼ばれます。プロジェクトを遂行する上でクリティカル・パス上の作業を重要項目と位置づけ、この点に遅れが出ないように注視する必要があります。」

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第1回 試験問題例

問題

マネジャーが部下を指導する際に留意すべき事項に関する次のア~エの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選びなさい。

  1. ア.マネジャーは、部下の話が、抽象的であったり要領よく説明できずに行き詰まったりしたときは、より具体性のある説明を促すために「チャンキング」(Chunking)という手法を用いることが効果的である。例えば、マネジャーは、部下から具体性のある話を導き出すため、状況説明に必要な要素である5W3Hの中で欠けている要素を補うように質問をするなどしてチャンクアップをすることが有効である。反対に、部下の説明が細部にこだわりすぎていて全体像が把握できないときは、話の内容をまとめさせ、または意見の目的・意味を確認する質問によりチャンクダウンをすると、説明の全体像を把握しやすくなる。
  2. イ.マネジャーは、部下の自律性を高めるためには、部下の行動に改善や進化があれば、それを認めることが必要である。部下は、自発的な行動をとる一方で、マネジャーによる自分の評価に関心がある。マネジャーは、単に部下を褒めるのではなく、行動が改善された点などの事実を具体的に指摘して、それを部下に伝えることが重要である。このような部下の成長を認めることをAcknowledgment(承認)というが、マネジャーの承認行動をエネルギーとして部下の自律的行動が促進されることを期待することができる。
  3. ウ.コーチングは、部下の自主性を尊重して部下を育成する手法であるため、マネジャーが部下に対して特定の行動や考え方を強制せずに自主的な行動を促し続けることにより、その部下がマネジャーの望んでいる方向へと自然に向かっていくという効果、すなわち心理的リアクタンス(reactance)の理論による効果を期待することができる。
  4. エ.コーチングは、部下の個性を尊重してその持てる能力を引き出して自律性を高めるために、部下がマネジャーの問いかけに応じて自ら答えを見つけるという形で実施する。このように、他人から教えられるのではなく自ら答えを見つけることから、高いモチベーションが維持されるという効果を期待することができる。

選択肢

① アイ ② アウ ③ イエ ④ ウエ

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